もしあなたが「若さ」をキープしたいと思われるなら、もしあなたが「長生き」したいと思われるなら、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
というのは、体のメカニズムのお話なので、少々小難しいことを書かないといけないからなんです。
でも、きっとお役に立てる内容になると思います!
「老化」。
これは、あなたにとっても、ぼくにとってもいつかは押し寄せてくるものですね。
でも、最新の研究で、一筋の「光」が指してきたのです。「老化」には「老化細胞」というのがかかわっています。
ということは、この「老化細胞」を駆逐すれば、老化の進行を遅らせることができるんです。
老化細胞を除去することを「セノリシス」と呼ぶそうです。
そのアプローチとして、「抗老化作用」をもつ食品を食べることで、老化を抑制できることがわかってきました。
こうして見出されたのが「ダサチニブ」という薬物と玉ねぎなどに含まれる「ケルセチン(フラボノイド類)」を混ぜた合剤、あるいはイチゴなどに含まれる「フィセチン(フラボノイド類)」。
これらはいずれも食品由来のフラボノイド類を含んでいるというわけです。
「ケルセチン」は玉ねぎなどに含まれ、日常的な食生活で、比較的摂取量の多い食品成分です。セノリシスにより炎症反応が低下し、ウイルス感染により産生された抗体がウイルス駆除能力を高め、結果的に死亡率を下げた……という見解も発表されています。
また、老化細胞を体内に注入したマウスに、ケルセチンを含む合剤を投与すると、歩行速度、筋力が高まったそうです。
そして、そして…、高齢のマウスに4週間、ケルセチンを含む合剤を経口投与したところ、歩行速度の上昇、筋力の増加が認められたのです。寿命の延長も確認されているそうですよ!
もっとも、こういった最新の研究成果から、すぐさま健康寿命が延び、100年人生を期待できるかといえば、それはどうやら正しくないのだそうです。
組織的な傷害を負ったとき、実は「老化細胞」が出現することで、治癒の手助けをしてくれるんですって!つまり、治るためには老化細胞の出現が必要であるという事実も紹介されています。
いずれにしても、このフラボノイド類が抗老化の一役を担っていることは事実です。ぜひ上記の記事を参考に、「老化細胞」をコントロールし若さキープを目指してください。
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