梅雨なのか、真夏なのか分からない天候が続く日々です。
この梅雨の時期に辛いのが浮腫み。そして真夏の日が続くと辛いのが夏バテ。
この浮腫みと夏バテに良い漢方が【柴苓湯】(さいれいとう)です。
【柴苓湯】は、もともとは口渇やおしっこの量が少なくなった夏バテに使われてきた漢方薬です。
最近の研究では、腎疾患、肝疾患に対する効果が認められ、慢性腎炎、ネフローゼ、慢性肝炎、肝硬変、メニエール症候群、アレルギー疾患など、幅広く用いられています。
そもそも、今回テーマにした肝腎は、漢方ではとても大切な機能と考えています。
肝は、気の流れを通じて感情の調節をしたり、自律神経系によって体全体の機能を順調に調節する働きもしますので、西洋医学における肝臓とは、全く別の臓器であり機能です。
腎臓は、西洋医学的には、血液を濾過して尿を作る臓器です。
漢方の言う「腎」は腎臓としての機能も含みますが、それ以外に多くの働きを持っています。
「腎」は、成長、発育、生殖に関する働きを生涯にわたって左右する非常に重要な生命力の元と考えられています。
この「肝」と「腎」は協力関係にあり、一方の機能が落ちると他方がより働いて何とか均衡を保とうと頑張ります。
それなので、「肝」の機能が落ちている場合には、「腎」にも負担が加わっており、「腎」の機能が落ちているときには、「肝」に負担が加わっていることになります。
そのため、「肝」と「腎」の両方を元気にする処方が必要になるのです。
その代表的な漢方薬が【柴苓湯】(さいれいとう)です。
「肝」と「腎」を元気にする漢方【柴苓湯】(さいれいとう)
【柴苓湯】は小柴胡湯(しょうさいことう)と五苓散(ごれいさん)という漢方薬を合わせた処方になります。
そのため、【柴苓湯】の効果を知っていただくには、小柴胡湯と五苓散がどんな効果を持っているかをお伝えさせていただければ良いかと思います。
簡潔に書きますが、小柴胡湯は肝の解毒機能を高めたり内臓の炎症を抑える作用があります。
五苓散は腎に働きかけ、水分代謝を調整する作用があります。
まとめると、【柴苓湯】は肝臓病や腎臓病で腹水が溜まったり、むくんだりしている状態に良く、更には内臓の炎症性疾患で水分代謝が悪い場合にも使う漢方だと分かっていただけると思います。
「肝」と「腎」を元気にする漢方は、健康を保つうえで大変魅力的な漢方です。
『しかし、注意しなければならない点があります。』
小柴胡湯は比較的強めの生薬を含む漢方薬になるので、体力が弱っている方や長期間、飲み続けることはおすすめしていません。体力が普通以上の方がお使いください。
【柴苓湯】(さいれいとう)のご購入については、本物漢方堂までお問合せください。
≪効果・効能≫
吐き気,食欲不振,のどのかわき,排尿が少ないなどの次の諸症:水瀉性下痢,急性胃腸炎,暑気あたり,むくみ
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