私達は日常生活の中で、水、空気、食べ物などからその中に含まれる化学物質を日々取り入れ、ストレスのある生活をすることで身体に影響を及ぼし、様々な現代病は増加の一途をたどっていると言えます。
ミネラル不足の現状
現代人がミネラル不足といわれる主な原因として考えられるのは、
◆何代にも渡り品種改良された農作物の種
◆大量の化学肥料で汚染された土壌で育成された栄養不足の作物
◆抗生物質入りの飼料を食べた家畜の肉や養殖魚等
その最たる原因は人間の作り出した合成化学物質だと言われています。
私たちの生活の中に化学物質は、食品添加物・抗生物質・ホルモン剤・農薬・化学肥料・医薬品などとして際限なく存在しています。
それらは私たちのからだに影響を及ぼし、様々な現代病は増加の一途をたどっています。
植物は土壌、動物は餌、人間は食事とミネラルを外から取り込む必要があります。
ミネラルサイクルが正常に行われると大地にミネラルが補われ、肥沃な土壌によりミネラルの豊富な農作物や植物が生産されます。
なぜミネラルが必要なのか
ミネラルにはそれぞれ大切な働きがあります。
主な役割は、基礎代謝や新陳代謝、エネルギー代謝を促す、体の機能や組織を強化し、心身のバランスを正常に保つなどがあります。
様々なミネラルの働きによって体の健康は保たれています。
有害ミネラルの摂取の増加
魚介類には工業排水などに微量に含まる水銀が、食物連鎖の過程で蓄積してしまうという問題があります。
特に食物連鎖の上位にあたる大型魚(マグロなど)の肉には重金属が含まれています。
微量であれば自然と排出されていく重金属ですが、多量に摂取してしまうと体内に滞留し、ヒトの代謝に必要な必須ミネラルの吸収が阻害されてしまいます。
身体の調子を整えるミネラル
ミネラルは、無機質ともいい、ヒトの身体を構成する元素から酸素・炭素・水素・窒素を除いたものの総称です。
ヒトの身体に必要なミネラルはカルシウム、鉄、ナトリウムなど16種類あり、野菜、果物、海藻、乳・乳製品に多く含まれています。
体内におけるミネラルの量は4%と大変微量ですが、健康維持、体調管理には欠かせない栄養素です。
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