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記憶は情熱、研鑽の証!守るために「脳」に必要な栄養素とは?


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今回は脳と、脳のための栄養のお話をお届けしたいと思います。

脳は頭の中にあるということは知っていても触れられないですし、痛みを発することもないため、あまり存在を意識しませんよね。

けれども脳はカラダの司令塔であり、とても大切な器官であるということは、皆さま、当たり前にご存知だと思います。


脳には大きく分けて3つの働きがあります。


<1>情報を受け取って何かを考えたり、記憶したり閃いたりする、知的な働き。

<2>歩く・走る・座る・立つといった運動をコントロールする働き。

<3>呼吸する、心臓を動かす、体温を一定に保つなど、生命をコントロールする働き。

このような、3つの重要な働きです。


それに加えて、感情のコントロールも脳が行っています。

改めて振り返ってみると、脳って本当に重要な器官なのですね。

だからこそ、脳については日々研究が進められていて、わかってきていることも多くあります。

 

加齢によって失われる記憶を引き出す力

たとえば、何かを思い出そうとして「思い出せない!」「忘れてしまった……」と慌てているとき。


実は、思い出したい記憶は脳の中にちゃんとあって、決して忘れたり、消えたりしているわけではないそうです。

それなのに思い出せないのは何故かというと、「記憶を引き出すチカラ」の低下が関係しています。


脳には膨大な記憶が収められています。ですので、記憶を刻み付ける「覚えるチカラ」だけではなく、

その膨大な中から、必要な情報を選んで呼び起こす「引き出すチカラ」も大切なのです。この「引き出すチカラ」は特に、加齢によって失われやすいそうです。


年齢を重ねた方は若い方に比べて、経験したこと、学んできたことの濃さが違います。記憶が濃密で豊かな分、引き出しにくいということが原因のひとつです。記憶が多いほど、引き出すまでの過程が複雑になるからです。


そう考えると、たくさんのことに触れ、感じ取り、アウトプットして……と熱心に学んでこられた方ほど、脳の中の記憶は複雑になっているでしょうね。

努力の結果として育まれた記憶のネットワークが加齢によって結びつきを緩めてしまうのはとてももったいないことです。何か対応策を講じたいですね。


 

ブレインフードを摂ることで力を取り戻す



“レシチン”という物質があるのですが、このレシチンは脳の形成に必要であり、神経伝達物質の材料にもなっています。脳にとって大切な栄養素ということですね。


必要な分のレシチンをしっかり摂れば集中力、記憶力、判断力に良い影響があるとされています。このレシチンは卵や大豆など、身近な食品に含まれているのですが、吸収率が低く、加熱で壊れやすいというマイナス面があります。


最近では、吸収の良い状態のブレインフードとも呼ばれるレシチン類も出てきているので、毎日の生活の中で上手に活用していつまでも

回転力のある脳をキープしてください!

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