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心身の疲れから食欲がない「帰脾湯」



漢方薬の歴史から紹介します。

むかし、中国に厳用和(げんようわ)先生というとても賢いお医者さんがいました。彼は、中国の南宋時代(12~13世紀)に活躍した有名な医師で、今でもその名は歴史に刻まれています。


当時の医学は、今ほど発展していませんでしたが、厳先生は「心と体のバランスが大切だ」と考え、ただ体の痛みを取るだけでなく、心の疲れやストレスも治療しようと努めました。厳先生がとても有名なのは、彼が書いた本『済生方(さいせいほう)』によるものです。この本は、どうやって人々を助けるか、その知恵がたくさん詰まった医書で、多くの病気の治療法や漢方薬の処方が記されています。


彼の治療法の中でも特に有名なのが「帰脾湯(きひとう)」という漢方薬です。

このお薬は、心と体を同時に元気にするために作られたもので、今でも多くの医師が活用しています。


ある日、厳先生は、たくさんの人々が「なんだか疲れて体がだるい」「夜眠れなくて朝がつらい」「ごはんを食べてもおいしくない」といった悩みを抱えていることに気づきました。


現代人と同様に、人々は、精神的な疲れや体の不調に苦しんでいたのです。

そこで厳先生は「これは大変だ!どうすればみんなを元気にできるんだろう?」と、一生懸命に考え始めました。

厳先生は、多くの薬草や自然の材料を調べて、長い時間をかけて特別な処方を考案しました。そして、心と体の両方を助けるために作り出したのが「帰脾湯」だったのです。


この帰脾湯には、いろいろな不思議な材料が使われています。たとえば「人参(にんじん)」。皆さんがよく知っている野菜ですが、この人参には、ただの野菜以上に体に元気を与えてくれる特別な力があります。人参を食べると、体がシャキーンと元気になるんです。


それだけじゃなくて、「酸棗仁(さんそうにん)」と呼ばれるサネブトナツメの種子などの珍しい植物も使われています。この酸棗仁は、心を落ち着ける効果があり、これを飲むと夜にはぐっすりと眠れるようになるんです。


帰脾湯の名前の「帰脾(きひ)」というのは、「脾(ひ)」という体の中の大切な部分を元気にするという意味があります。脾は、食べたものをエネルギーに変えて体中に送る、大切な役割をしています。

まるで体の中にある工場のようなものです。


でも、たくさん疲れたり、ストレスがたまると、この工場がうまく働かなくなってしまうことがあります。そんなときに、帰脾湯を飲むと、この工場が元気を取り戻して、またバリバリと働いてくれるんです!


厳先生が作った帰脾湯は、体のエネルギーを作る工場を元気にするだけでなく、心も穏やかにしてくれるから、飲んだ人は体も心もスッキリして元気になります。

そして、不眠に悩む人や、食欲が落ちている人も、だんだん元気を取り戻していくんです。


こうして帰脾湯は、たくさんの人々の疲れを癒し、毎日をもっと楽しく過ごせるようにしてくれました。だから今でも、帰脾湯は「ありがとう、帰脾湯!」と言われながら、多くの人に元気を届け続けているんですよ。


厳先生の努力と情熱は、彼の時代だけでなく、現代にも受け継がれており、この漢方薬は中国だけでなく日本や世界の多くの国でも使われ、今でも人々を助け続けているのです。


 

【帰脾湯】(きひとう)のご購入については、本物漢方堂までお問合せください。


≪効果・効能≫

体力中等度以下で,心身が疲れ,血色が悪いものの次の諸症:不眠症,神経症,精神不安,貧血


【問い合わせ先】

お電話の場合は03-3457-1271まで。

応需時間:9:30~17:30(水土日祝除く)


 


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