寒さが厳しいこの季節、特に50代・60代の皆様の中には、関節の痛みやこわばりを感じる方が多いのではないでしょうか。
冬の冷え込みは、関節痛や神経痛を引き起こしやすく、日常生活に支障をきたすこともあります。そんな時におすすめしたいのが、漢方薬の「桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)」です。
桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)とは?
桂枝加朮附湯は、体を内側から温め、痛みを和らげる効果がある漢方薬です。
特に、冷え性で体力が低下している方の関節痛や神経痛に効果的とされています。桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)は、吉益東洞(1702年~1773年)によって創案された日本独自の漢方処方です。
この処方は、古典医学書『傷寒論』に記載された桂枝湯に、蒼朮(そうじゅつ)と附子(ぶし)を加えたものです。桂枝湯は、虚弱な体質の人が風邪の初期に用いる処方として知られていますが、
東洞はこれに蒼朮と附子を加えることで、冷えや湿気による関節痛や神経痛に対応できる処方を開発しました。
興味深い点として、東洞が蒼朮を選択した理由があります。蒼朮は体内の余分な水分を排出する効果に優れています。
その効果があるため、冷えや湿気による痛みを効果的に和らげることができるからです。
このように、桂枝加朮附湯は、日本の漢方医学の中で独自に発展し、冷えや湿気による痛みに対する効果が期待される処方として、現代でも広く用いられています。
関節痛、神経痛に効果的
この漢方薬は、以下の生薬で構成されています。
・桂皮(けいひ):体を温め、発汗を促進します。
・芍薬(しゃくやく):筋肉のこわばりを緩和し、痛みを和らげます。
・蒼朮(そうじゅつ):余分な水分を取り除き、体のむくみを改善します。
・附子(ぶし):強力な温め作用があり、痛みを鎮めます。
・生姜(しょうきょう):体を温め、消化機能を助けます。
・大棗(たいそう):胃腸の働きを整え、体力を補います。
・甘草(かんぞう):他の生薬の効果を調和し、痛みを和らげます。
これらの生薬が組み合わさることで、体を温め、血行を促進し、痛みを和らげる効果が期待できます。
桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)は、以下の症状に効果があるとされています。
・関節痛:特に冷えによる関節の痛みやこわばりに有効です。
・神経痛:体の冷えからくる神経痛を和らげます。
・手足のしびれ:冷えによる手足のしびれや感覚異常を改善します。
・むくみ:体内の余分な水分を排出し、むくみを軽減します。
特に、冬場に症状が悪化する方や、冷え性の方に適しています。
『日常生活での冷え対策』として桂枝加朮附湯の服用と併せて、日常生活でも冷え対策を行うことで、効果を高めることができます。
・適度な運動:血行を促進し、体を温めます。
・バランスの良い食事:体を温める食材(生姜、ネギ、にんにくなど)を積極的に摂取しましょう。
・入浴:ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、全身の血行を良くします。
・衣服の工夫:重ね着や保温性の高い衣服で、体を冷やさないようにしましょう。
これらの対策を取り入れることで、冷えによる関節痛や神経痛の予防・改善につながります。
冬の寒さが厳しい時期、冷えからくる関節痛や神経痛に悩まされている方は、桂枝加朮附湯の服用を検討してみてはいかがでしょうか。体を内側から温め、痛みを和らげる効果が期待できます。
寒い季節を快適に過ごすために、日常生活での冷え対策と併せて、桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)を上手に活用してみてください。
【桂枝加朮附湯】(けいしかじゅつぶとう)のご購入については、本物漢方堂までお問合せください。
≪効果・効能≫
冷え症で痛み、四肢に麻痺感があるもの、あるいは屈伸困難のもの。神経痛、関節炎、リウマチ。
【問い合わせ先】
お電話の場合は03-3457-1271まで。
応需時間:9:30~17:30(水土日祝除く)
★漢方が買える通販サイト「はぴ★ふるネット」へのご登録は無料です。
↓ ↓ ↓
★すでにご登録されている方はこちらよりログインください。
↓ ↓ ↓
※検索窓「けいしかじゅつぶとう」で入力し検索してください。
■本物漢方堂とは?
漢方は皆さんが普段使っているお薬と違って、対象者や効能が様々なのでご自身に合うものを見つけるのが難しいです。
本物漢方堂でも一人一人の症状に合わせて処方ができるよう、細かい身体の状態や症状に分けた漢方をご紹介します。
ぜひチャンネル登録もよろしくお願いします!
■本物漢方堂YouTubeチャンネル登録はこちら!
■無料カウンセリング実施中!
皆さんのお身体の不調やお悩みに関する個別相談を無料で受け付けてます。
不調を改善したい方や、自分に合った漢方を知りたい方、「まずは簡単な相談だけでも..」という方は以下URLよりお申し込みください!
■漢方は下記から購入可能です。(※無料会員登録が必要です)
■漢方を中心とした健康情報をもっと知りたい方へメルマガを配信中です!
Commentaires