「自律神経」も老化する?!
日経Goodayの関連記事に、こんなことが書かれていました。
ちょっとびっくりですよね!
体温や血圧、内臓の動きを調節している「自律神経」。
興奮や緊張の「交感神経」と、リラックスの「副交感神経」は、環境や状況に適応するためにそれぞれ働いてくれています。
その自律神経は、運動神経と同じように、加齢によって働きが低下するのだそうです。切り替えがにぶくなったり、強さをコントロールできなくなったり…。ちょっと自律神経のバランスチェックリストを確認してみましょうね。あてはまるものを数えてみます。
・寝つきが悪く、寝ても疲れがとれず日中だるい
・食事の時間がばらばら
・頭痛やめまいが起きやすい
・肩こり、首こりが慢性化している
・パソコンやスマホを長時間使う
・運動をあまりしない(筋トレを除く)
・天気の影響で不調が出やすい
・決めたことを実行しないと気がすまない
・不安やもやもやがあり気分が落ち着かない
・胃痛や下痢、便秘など胃腸の不調がある
あてはまるものが…
0~3個 → 問題なし
4~7個 → 不安定
8~10個 → 乱れている
ちなみに、ぼくは、3個でした…。ギリギリセーフ…。
自律神経の老化は、バランスとしては交感神経が強くなり、交感・副交感ともに調節能力は落ちる…。ドキドキしたり、汗が出たり…というのも1つ。
副交感神経は交感神経に比べて長いため、年齢とともに、脳から離れた末端部の働きが低下しやすいとも言われます。副交感神経が強くなるタイプが増えているという指摘もあります。常に体がだるく、気分も落ち込みがちで、朝なかなか動けない…という感じ。
理想は…
バランスに偏りがなく、日中、交感神経が副交感神経よりやや高くなり、夜はその逆になるのが自律神経の理想のバランス。切り替えが早くてスムーズ、交感・副交感ともにパワーが十分にあることも大切…とのこと。
自律神経セルフケア法
では、セルフケアとして、どんなことが推奨されているかというと…。
まず、自律神経が切り替えやすいように、生活リズムを崩さないこと。主に睡眠、食事のリズムがカギ。リズムが崩れると、それに合わせる自律神経に負荷がかかってしまいます。そして、マインド、姿勢と4つのポイントがあるようです。
1.睡眠
入浴、照明の色、運動習慣でリズムをつくる入浴を行う、照明を暖色系にする、軽い運動習慣を持つ、なども重要で、朝から1日のリズムをしっかりつくり、メリハリを意識すること。
2.食事
血糖スパイクで負荷をかけないよう、決まった時刻に食事をすること。食事を抜くと、次の食事で急激に血糖値が上がります。3食、決まった時間に食べるのがいいそうです。(こりゃ、なかなかむずかしいです…)
3.マインド
100点を目指さずほどほど志向で、呼吸法も取り入れよう不安やストレスがあると交感神経が優位な状態が続いて、自律神経にかかる負担が増えます。呼吸法で整えることも大事ですね。
4.姿勢
背骨と耳のまわりには、自律神経が集中しています。体の縦軸である背骨のゆがみと、横軸である耳のまわりの緊張を取って整えます。正しい姿勢で深い呼吸を行うと、ゆがみが改善されるようです。耳たぶ回しもとっても効果的だそうですよ。
というわけで、自律神経は、運動神経と同じように、加齢によって働きが低下するのだそうです。早めに、生活リズムの改善、また上記4項目の質を高めてくれるようなサプリメントなどを上手に活用して、原因からアプローチしていきましょう。
もしあなたも気になられるなら、早速アクションです!
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