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身体に脳に「オメガ3」


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皆さんは「オメガ〇」という言葉をお聞きになったことがあるかと思います。

時計のオメガというメーカーも正解ですが、今回は食、オイルに関してになります。オメガ3・6・9のお話しです。


オメガ3とは、体内でつくられず、食物から摂る必要がある必須脂肪酸です。

元々魚に多く含まれるのですが、日本人の魚の摂取量が少ない昨今は不足しがちな成分になります。積極的に摂りたい油です。


オメガ6とは、体内でつくられず、食物から摂る必要がある必須脂肪酸です。

広く一般の植物油に含まれる上、多くの食品にも含まれます。

適度に摂りたい油です。


オメガ9とは、オリーブオイルが代表格で、体内でつくれる脂肪酸です。

酸化しにくいので扱いやすく、日常的に取り入れやすい成分です。

こちらも適度に摂りたい油です。


 

積極的にとりたいオメガ3


そこで今回おすすめしたいのが、積極的にとりたいオメガ3です。


脳の中にはシナプスという神経伝達回路が縦横無尽に走っており、考えたり記憶したりする機能を果たしています。このシナプスの発達や活性に大きく関わっているのが、オメガ3系脂肪酸です。


また代表的なオメガ3の効果についてお知らせします。

αリノレン酸…血栓予防、血圧安定、アレルギー予防など

DHA…認知機能改善、血流改善、アレルギー予防など

EPA…生活習慣病予防、感染症予防、精神安定など


 

こんな嬉しい効果が!




さらに詳しくご紹介します。


◆コレステロールを減らして循環器疾患を予防

オメガ3は中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす効果があります。

一方、善玉コレステロールはオメガ3を摂取することで増加する効果があります。


◆ダイエット

脂質はダイエットの天敵と考えてしまいます。

しかし、新陳代謝などエネルギー代謝を高める目的として良質な脂肪酸は不可欠です。

オメガ3の1つ、DHAは脂肪細胞の分化を抑制する働きがあります。


◆アトピーなどアレルギー性の炎症を抑える。

オメガ3はアレルギー症状を抑える働きがあります。

花粉症の原因となる結膜内の脂質メディエーターの炎症を減少させる働きがあります。結果、アレルギー結膜炎の症状を改善させるとの報告があります。


◆ニキビなどの皮膚炎を抑えて美肌になる。

ニキビなどの皮膚炎はターンオーバーの乱れや脂質汚れなどが原因で生じます。

また、ニキビ患者の約94%の方はオメガ3の値が低いとの報告があります。

オメガ3は血流を改善させることでターンオーバーを促進させる働きがあります。


◆細胞の酸化を防ぎ若々しさを得られる。

オメガ3は細胞の酸化予防により、若々しい体を得ることができます。


◆うつ病が改善される

オメガ3は精神面の改善にも効果を発揮します。

気分障害、認知症、統合失調症はオメガ3の摂取量に関連するとの報告があります。


◆認知症の進行を緩やかにする

DHAは脳細胞を保護する働きがあります。

結果、神経細胞の活性化や情報伝達を改善させる働きがあります。

また記憶力や学習能力に対し改善効果もあります。


◆妊娠中のエネルギー補給

オメガ3は妊婦にとって欠かせない栄養素の1つです。

妊娠中のオメガ摂取は、早産児や早期早産のリスクを低下させるとの報告があります。


◆筋トレの効果を高める

オメガ3はスポーツパフォーマンスを高める作用があります。DHAやEPAの抗炎症作用や抗侵害効果は疲労回復に役立ちます。結果、持久力向上や回復を促進する可能性があります。


 

オメガ3が多く含まれる「グリーンナッツ油




オメガ3が多く含まれているの油は、亜麻仁油、えごま油、グリーンナッツ油という、鮮やかな緑色をした、星型のサヤが目を引く植物です。


南米ペルーアマゾン熱帯雨林が原産地で、現地では「インカインチ、サッチャインチ」と呼ばれ、「森のDHA」ともいわれています。原住民がナッツのまま食用に用いてきた栄養価の高い実をコールドプレス製法で搾油して作られたのがグリーンナッツ油です。


グリーンナッツ油(インカインチ・サッチャインチ)を簡単にご紹介します。

●オメガ3脂肪酸(α‐リノレン酸)が多く、50%含まれています。

グリーンナッツ油」に含まれるα‐リノレン酸は、体内で、青魚の成分であるEPAやDHAに変換され、燃焼しやすく、悪い脂(中性脂肪、LDLコレステロール、内臓脂肪、皮下脂肪)を押し出します。


●天然ビタミンE(γ-トコフェノール)が豊富で酸化しにくいです。

γ‐トコフェノール(ビタミン E)が豊富なので、自ら酸化を防止、細胞の老化予防にも貢献します。


●炒め物にも使える

天然のビタミンEのおかげで、添加物が一切加えられていないにもかかわらず、抗酸化力に優れているので、加熱調理しても、α-リノレン酸含有量がほとんど落ちず、酸化しにくい!

フライパンの焼き料理、炒め料理、スチーム料理、ホームベーカリーでの使用可能。幅広いお料理にお使いいただけます。


~選び方のポイント~

●無添加・未精製・コールドプレス(低温圧搾方式)

化学溶剤を使わない、低温圧搾抽出。酸化防止剤無添加。遺伝子組み換え原料や食品添加物は一切使用されていません。

コールドプレス製法で搾油されているので、原料のナッツに含まれている様々な脂溶性の栄養素が油に溶け込んでいるので、栄養がそのままです。


●野生種に近い原料・農薬不使用

グリーンナッツ油をご紹介しましたが、参考にしていただきながら、健康的なからだづくりのために、よい油を摂取していきましょう。

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