世界中で利用されている発酵食品。医学が発達していなかった昔、薬や滋養の高い食品として利用され続け、人々の健康を守ってきたのが発酵食品です。
腸内環境を良好にするには、様々な発酵食品を毎日食卓に並べ、少しずつでも摂取を続けることが大切です。
菌の種類と含まれる食品
●乳酸菌
→味噌、醤油、キムチ、チーズ(乳製品)、テンペ、ザーサイ、サワークラフト、シュールストレミング等
●麹菌
→味噌、醤油、米酢、豆腐よう等
●酵母菌
→ぬか漬け、パン、魚醤、くさや、しょっつる、いしる、ニョクマム、ナンプラー、パティス
●納豆菌→ 納豆、腐れ豆腐
●酢酸菌
→お酢、紅茶キノコ、カスピ海ヨーグルト
塩麹や醤油麹も発酵調味料です。また、かつお節もコウジカビで発酵させた保存食です。
この他、アンチョビやいかの塩辛も塩漬け発酵食品です。普段から納豆やぬか漬け、ピクルスなどを常備食として摂取することをおすすめします。
腸内環境を整える方法とは?
食生活の改善が重要で、動物性脂質を減らし、食物繊維と発酵食品をとることが大切です。
発酵食品は微生物が発酵を促している食品のため、腸内細菌の繁殖に非常に有効です。また、同時に、善玉菌のエサになる乳酸菌生産物質やオリゴ糖などの摂取も必要です。
腸内環境を整えることにより、有効な栄養素を体内へ効率良く摂り入れることができます。
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