寒くなってくると、冷えが気になります…。
そもそも、どうして冷えは起こるのでしょうか?
37℃はカラダ機能が働くのに最適な温度
私たち人間は常に体内の体温を37℃前後に保つようになっています。
37℃は、カラダの中で様々な酵素やホルモンが働くのに最適な温度と言え、暑い時は、皮膚表面付近の血管に血液を多く流して温度を下げ、汗をかいて体温を放出したり、逆に寒い時は、末梢にある細い血管を収縮させて、カラダの中心部に熱を集めます。
自律神経の調節が大切なポイント
このように、カラダの各部でバランスをとっています。機能がうまく働いているうちは良いのですが、体力が落ちている場合、自律神経の調節がききにくくなるため、冷えてしまいます。
カラダの機能をスムーズで活発にするためには、時間をかけた入浴や、カラダが温まる食事、熱を生み出す筋肉のストレッチ、深呼吸するなど酸素を意識して取り込む、効率的に温める衣類や防寒具を使って、体温を維持する工夫をしましょう。
芯からカラダを温める〝遠赤外線〟の力
太陽の下にいるとカラダがポカポカして気持ちよくなったという経験はありませんか?それは、太陽光線から放出されている遠赤外線のチカラです。
「遠赤外線」は、私たちのカラダに染み込む性質を持っているので、じっくりと芯から温め、全身がリラックスした状態に導きます。
遠赤外線の力を借りて、イキイキと健康的な状態で、カラダの芯から暖まる生活をはじめましょう!
冷えないための服装ポイント
◆上半身
首のまわりはマフラーで保温します。また、首と付く、手首・足首、特に「くるぶし」を温めると上半身もぽかぽかします。
◆下半身
スネを温めるとぽかぽかしてきますので、パンツスタイルが理想的です。スカートの場合は、厚手のタイツやスパッツを履くことをおすすめします。
◆そのほか
帽子…頭だけではなく耳やこめかみまで温めることができます。
手袋…指先を締め付けないものが良いでしょう。
履物…足首やふくらはぎにゆとりのあるブーツがおすすめです。
肌着…汗を吸収して乾きやすい素材のもの。腹巻もおすすめです。
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